コロナと訪問介護の話。
コロナ陽性。
パピさん、遂になってしまいました。
最初は風邪かと思いましたが尋常でない喉の痛み。。陽性でした😣
熱は大して上がらなかったものの唾液を飲み込むことが非常に痛く、咳も止まらず…。療養期間中は仕事を休み自宅でゆっくりしていました。すでに仕事復帰し普通の生活に戻りましたが、まだ体がだるくきついです💧発症から2週間以上経った今でもまだ匂いと食べ物の味が感じにくく、後遺症がずっと残ってしまったらどうしよう…と不安がよぎります…。
訪問介護(ヘルパーさん)の話。
あらためてコロナ感染のリスクの中で日々働いておられるエッセンシャルワーカーの皆様に感謝したいと思います。
パピさんの姉は訪問介護の仕事をしています。いわゆるホームヘルパーです。姉のお客さまは高齢者がほとんどなので姉が行かねば困ります。お風呂に入れたり、調理や買い物、掃除等をします。時にはコロナに感染されたお客さまのお宅にも訪問するそうです。
話を聞けば過酷な職業です。色々トラブルもあるそうで、高齢のおじいちゃんからセクハラを受けたり、お客さまやそのご家族から理不尽な事を言われたり怒鳴られたりする事もあるそうです。辛い事もたくさんあるけど、喜ばれるのが嬉しいからと姉はそう言って頑張っています💧
コロナの話にまた戻りますが…
以前、姉がコロナ陽性になった時の話です。姉はお客さまに移していないかずっと不安でしたが、その不安が的中し97歳のお客さまが高熱を出し陽性になったそうです。姉はフェイスシールドやマスク等の対策はしていましたが、お風呂や、着替え等…やはり密着する機会が多い仕事なので自分が移したに違いない、とずっと落ち込んでいました。周りからすれば、もう誰がコロナになってもおかしくないし、姉が移した証拠もないのだから気にしなくて良いと思いますが、責任感の強い姉は自分を責め続けてました。
2020年広島県で、ホームヘルパーからコロナ感染したとみられる82歳の女性が死亡し、遺族がヘルパーの事業所の運営会社を相手取り、損害賠償を求める訴訟を起こした事件がありました。姉はその事件が頭をよぎっていたそうです。
詳しく知りたい方は下記をご覧ください ↓
結局、姉のお客さまは97歳の高齢にも関わらず驚異的な回復をされたそうですが、もしお亡くなりになっていたら、姉の精神状態はおかしくなっていたと思います。
知って欲しい介護の現状。
これから避けられない少子高齢化。そして介護は誰もが直面する問題です。今のままだと介護士は減少し、介護を受けられない家庭も出てくるかもしれません。
パピさんも昔、介護の仕事をした経験があります。常に人員不足なので仕事量は多く、それに見合った報酬が貰えないという理由でリタイアしてしまいました💧
介護経験者(一応)のパピさん、皆さんに知っていただきたい介護の現状があります。
パピさんの姉がよく言っていますが、ヘルパー任せにして何もされないご家族が多いみたいです。介護を他人事と考えないで欲しいです。ヘルパーは限られた時間でやる仕事です。時間内でやるには厳しい作業がたくさんあるので、ご家族の協力も必要である事は分かっていただきたいです。遠く離れて住んでいらっしゃるのなら仕方がないですが…。
また一人暮らしの寂しい高齢者がたくさんいらっしゃいます。話を聞いてあげるだけでも喜ばれます。もしこれを見られた方、少しでも時間ができたなら介護を受けられているご家族に会いに行ってあげてください!
あと勘違いされている方が多いのですが、ヘルパーは家政婦ではありません、きちんと勉強をして資格を持った介護士ですよ。